カフェのワイン導入~費用を抑えた飲食店舗リニューアルの成功事例/カフェマルキーズ平河町店~
- 2010年7月21日 10:34
カフェマルキーズ平河町店は国道246号を挟んで向かいは永田町、1キロ圏内に
は霞ヶ関の官庁街がある東京の中心部と言える立地に今年1月にOPENした。店内はスクリーン、ソファーでゆっくり寛げる空間を設置し、料理はガッツリ系のメニューを揃えていた。ワインに関しては、フランス、イタリア、チリを中心に5アイテムの品揃えといった具合だ。
しかし、蓋を開けると夕方移行の客層に大きな変化がなく、飲酒顧客は一人/日の状況であった。このままでは、回転の悪いワインは酸化し、それを提供することで顧客離れが起こり負のスパイラルに陥る可能性がある。それを避ける為、如何にして夕方以降に飲酒顧客を獲得するのかで首脳陣は悩んだ。
お金を掛けずに訴求力を高める!
いかにこれまでの内装を生かした販促ができるか?!
まず取り組んだのがメニュー変更である。ワインアイテムをバーチャルセラーシステムという新たな販売形態を使い5アイテムから35アイテムへと品揃えを拡大させた。食事についてもワインに合わせるようにかっつりメニューからおつまみメニューへと思い切って大きく変えた。
次の取組みは、それらの訴求である。ワイン樽や棚を目立つ場所へ設置してワインを並べ、店舗の窓側には空瓶を置き、ワインのある店舗であることを店外に向けて訴求した。
これらの取組みにより、これまでの単なる喫茶から何を重点的にオススメしたいのかが伝わる特徴のある店舗となった。
ワインの空瓶の陳列で店外へ向けての訴求
ワイン樽と棚の設置(棚は価格帯毎に陳列しスタッフのオペレーションも考慮)
ワールドカップ開催地に因んで南アフリカワインフェアを開催
既存のスクリーンでワールドカップを放映し南アフリカワインフェアと連動で販促を工夫
夕方以降の客単価が400円→2,000円へUP!
今年の5月17日に改装してからまだ1ヶ月も経っていない。特にグルメサイトで訴求したわけではない。にもかかわらず、夕方以降の客単価が1,600円上がった。客数はこれまでと変わらないが、利用の仕方がこれまでの喫茶から飲酒へ変化したことが要因で客単価が飛躍的に向上した。
どうしてもリニューアルと言うと直ぐに過大な投資や業態変更と結び付けたくなるが、そればかりではないようだ。そうする前にやるべき事があることを物語っている。工夫次第では費用をそれ程掛けることなく効果を生むことが出来る。
これからワインを導入・拡大させたいお店や、なかなかワインを売りこなせないお店には是非、試してもらいたい簡便方だ。
このお店の人気ワイン『Yummy Cabernet Sauvignon』
店長の狩野和史氏
店舗データ
東京都千代田区平河町1-9-1 メゾン平河町1F
TEL:03-3261-0860
営業時間:8:00~23:00
バーチャルセラーシステムに関するお問合せ・お申込
東京都目黒区中目黒1丁目9番3号
TEL:03-3716-1794
担当:新岡
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