ロードサイドのハイエナの成功要因を分析する!(ファミレス業界編) 夢を持ちハングリーに毎日行動しよう!
- 2010年6月28日 11:03
皆様御無沙汰しております。ツインズパートナーズ代表のさとうたかしです。
前回は居酒屋業界編でダイヤモンドダイニングさんの成功要因をご紹介し、ベンチマークすべきポイントをお話させていただきました。
今回は今最も注目されている飲食業界の経営者であるエムグラントフードサービス井戸実さんについて書かせていただきます。
井戸さんもダイヤモンドダイニングの河内さんも偶然にもレインズインターナショナル時代に御一緒にお仕事をさせていただきました。お二人ともとてもエネルギッシュに立地開発のお仕事をされておられました。
さて、本題に入りますが、皆様はコストリーダーシップ戦略を御存知でしょうか?
コストリーダーシップ戦略とは、ハーバード大学ビジネススクールのマイケル・ポーター教授が提唱した競争基礎戦略の一つで、最も低いコストを実現することによって競争優位を実現する戦略手段、或いはより優位な立場を獲得している状態を言います。製造コスト、流通コスト、販売コストなど様々な分野において、低コストを実現することで、他社よりも優位となることができるということです。文末にその図をご紹介しております。 (図1)
井戸実さんはこのコストリーダーシップ戦略を巧みに活用して成功した経営者の一人であると言えるでしょう。
成功要因の大きな特徴はまず居抜き物件を活用することにより投資金額を最小限に抑えました。そして業態を売上規模の大きなファミレス業態に絞りました。あらゆるコストを削減した結果としてお客様が最も望む商品価値を上げるために、原価率を極限まで上げ付加価値の高い商品を提案したことで成功しました。
紙に書くととてもシンプルな戦略です。このシンプルな戦略ほど成功度は高いと言われます。また成功には時の運が必要です。
大量出店をし、時流に乗り遅れた既存のファミレスチェーンが大量に閉店をし始め居抜き物件が増えたということも時の運でしょう。
彼が超バブル時代を知らない次世代の若い経営者であるということも時の運でしょう。
しかし、時の運にめぐり会えてもそれをつかむ為には夢を持つこと、そしてハングリー精神と実行力が無ければ運をつかむことはできません。
井戸さんはそのすべてを持たれておられたので成功されたのでしょう。
井戸さんは夢に向かって計画的に会社を移動しています。
初めに学校を卒業し寿司屋で基礎的な飲食店のノウハウを学び、次に躍進中のレインズインターナショナルに入社し、立地開発のノウハウを学び、次にマネーの虎で有名であった小林事務所の小林社長の会社で業態開発のノウハウを学び、そして店舗流通ネットでは居抜き物件の活用ノウハウを学ばれています。
私が独立した当時2004年頃だったと思いますが、井戸さんから電話があり、面談の依頼がありました。彼が店舗流通ネットに在籍されておられた時です。
弊社の応接室で飲食業界の色々な話に花が咲きました。「これからは居抜き物件が大量に出てくるのでそれを活用し、原価率を上げてビジネスをすればとても面白いことになりますね。」とお互いに確認しあった記憶があります。
それから6年が経過し、井戸さんは夢に向かいハングリー精神を誰よりも強く持ち行動し成功をつかみ取りました。
日本という国も捨てたものではありませんね。
お金が無くても夢と希望と実行力があれば大きく成りあがれる。学歴なんか関係ない。まさにジャパニーズドリーム。
井戸さんにはこれからも日本の飲食業界において多くの若者に夢や勇気を与えるそんな存在になっていただき、もっともっとご活躍をされることを期待致します。
そして後に続く日本の若者にどんどんと飲食業界に入ってきていただき日本をもっと明るく元気にして欲しいと思います。
また井戸さんが金融公庫からお金を借りられなくて困っている時に、井戸さんの夢に共鳴しお金を融通してあげたサントリーフーズさんのように、もっともっと飲食店と共に生きる企業は資金面、ノウハウ面で飲食企業の経営者を支援してあげることが大切だと思います。
これからはアジアの時代です。外貨を獲得するために若い飲食企業経営者の皆様にどんどんと世界へ進出し成功していただきもう一度日本の繁栄を確かなものにして参りましょう。
最後にブルーオーシャン戦略のフレームワークを用い、「ロードサイドのハイエナ」のブルーオーシャンの位置を図式化してみました。 (図2)
それではまた。次回。
最後まで御拝読ありがとうございました。

株式会社ツインズパートナーズ
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コメント:1
- 朝里 勇人 2010年6月30日 05:21
まさにコストも含め、斬新なアイデアが必要ですね!
但し、飲食の原点の美味しいものを居心地にいい空間で、より楽しくおもてなしする。これを見失っている企業さんが多いようにも感じます。
本質を見極め、仕事する。そしてその対価は、後から追いかけてくる。一見理想主義的に受けるかもしれませんが、それが一番大切だと思います。
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