おいしい焼酎講座 第42回~「限定焼酎」はやっぱり人気です~
- 2010年6月10日 09:12
限定焼酎やプレミア焼酎といえば「森伊蔵」が有名ですが、焼酎ブームが一段落した今でも定価で買うには抽選販売でしかなかなか買えない一品。そうすると他の銘柄も引きづられて需要が高まると言うもの。「魔王」「村尾」「佐藤」あたりが揃っていると、やはりお店の集客力は違うところですね。それと、鹿児島では森伊蔵以上に人気の「三岳」やその限定焼酎「酔ふよう」などもなかなか手が入らない銘柄です。できればお客様を引きつける銘柄を揃えたいところですが、そんなお店に情報を1つ。
BS放送のクチコミで人気の立ち飲み酒場で有名なあの方といえば、「吉田類(よしだるい)」。全国の飲み屋街を歩いてきた方ですが、そのお酒へのこだわりがついに焼酎として発売されることになりました。その名も「吉田類撰夢音(ゆめおと)」。芋のしっかりとした味わいを残しながら、後味がサッと消える軽やかな味わい。あらゆる食とのたべあわせを追求した逸品でもあります。これを形にしたのが鹿児島県志布志市にある丸西酒造合資会社。鹿児島の右側にある大隅半島で、ひっそりと、そしてじっくりと愚直に焼酎を作っている蔵元です。
季節限定販売ですので、手に入れられるのは今のうち。お店のインテリアや限定での提供などにもってこいのこの焼酎を是非お試しください。
販売元(URL:http://item.rakuten.co.jp/cangoxina/c/0000000144/)
もちろん、この焼酎を求めて、全国の吉田類ファンがお店にやってくることマチガイなし。加えて、ふらっと吉田類本人がお店に飲みにくるかもしれません。集客の話題づくりに是非どうぞ。
さて、梅雨のシーズン真っ只中ですが、この季節を乗り越えれば晴れやかな夏の季節。蒸留酒がすっきりと美味しく飲める季節ですね。昨年の蒸留酒の統計が出てきていますが、平成21年度の「全国単式蒸留焼酎出荷数量」は498,214KLであり、前年度より1.1%の減少。ただし、焼酎のタイプ毎によれば、「さつまいも」のみ対前年比1.5%の増。一方で、麦もそばも軒並み減少です。こうしてみると、焼酎もかつての「麦」や「そば」から「さつまいも」へ主役交代の時代がきているようですね。とはいってもお酒は玉石混合の厳しい時代。今日の主役が明日にはどうなっているか...酒類のジャンルに対する選択がオーバーラップし、ビールも飲めば焼酎も、という時代ですから、なにより「どんなお酒を好まれても」という揃え方も良いですが、「ここでしか飲めない」「今しか飲めない」という限定銘柄の方が、お客様をより効率的に惹きつけることができるとおもうのですが、改めてお酒のラインナップの揃え方が難しいなあと思う今日この頃です・・・。
株式会社味香り戦略研究所 ソリューションサービス部長 菅 慎太郎
SSI認定焼酎アドバイザー。
鹿児島大学ルネッサンスアカデミー(焼酎学講座)経営管理コース講師。
(詳しくは )
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