おいしい焼酎講座 第40回~鹿児島にも春到来~
- 2010年4月12日 11:42
☆鹿児島といえば、「焼酎」「黒豚」が有名ではありますが、それとひけをとらないほど生産量でも優れたものがあります。それが「緑茶」です。毎年この4月の時期に新茶の初競りが行われるのですが、今年は4月6日に新茶初取引会が県茶市場実施されました。昨年の冷害に比べれば価格はやや持ち直し、生育は良好で、キロ当たり平均価格は前年比1,263円高の4,092円の値がつきました。これが東京や大阪の市場に出回るのは4月中旬以降になるでしょうか。この季節にしか味わうことのできない、あま~いお茶を是非とも味わってみてください。
ところで、「焼酎」の話なのになぜ「お茶なの?」と思った方!ここからは本題ですよ。焼酎の飲み方に「生(キ)」や「水割り」「お湯割り」はだいぶ浸透してきましたが、この「緑茶割り」こそ「ツウ」の飲み方の1つです。それもこの新茶の時期の茶葉を使うのがポイント。緑茶がぜんぜん苦くない。そうめちゃくちゃあま~いのです。味も香りも!
芋の甘さに、緑茶の甘さが相まって、まるで上品な和菓子のような味わいが楽しめるのです。この緑茶割り、水でもお湯でもできますが、これから春のシーズンですこしずつ気温が上昇しつつあるなかで、「ちょっと爽やかに焼酎を飲みたいな~」という時にぴったりです。
焼酎のアテはもちろん「さつまあげ」。様々な具入りがありますが、ここは一つ「さつまいも入りさつまあげ」を選択してみてください。ほくほくのさつまいもが入ったさつま揚げの甘さゆえに、さらにおいしく焼酎を味わうことができるでしょう。
桜の季節ももうすぐ終わり、これから春真っ盛りの時期。冬に耐え忍んだ野菜や果実がすこしずつ実を大きくし、夏、そして秋に向けて鹿児島の農産物は次々に「旬」がやってきます。焼酎そのものに着目するだけでなく、鹿児島の「旬」の食材にも目を向けて、焼酎とのマリアージュを是非とも楽しんでください。4月からは、果実では「たんかん」、海のものでは「アオリイカ」がこれから出てきます。もちろん「マダイ」もおいしい季節です。春の季節も、旬のめぐみでおいしく焼酎を味わってみてください。
株式会社味香り戦略研究所 ソリューションサービス部長 菅 慎太郎
SSI認定焼酎アドバイザー。
鹿児島大学ルネッサンスアカデミー(焼酎学講座)経営管理コース講師。
(詳しくは )
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