2007年ヴィンテージ~世界のワイン産地から⑤ アメリカ・カリフォルニア~
- 2008年4月21日 09:30
☆米国カリフォルニア州 California
冬は温暖な気候で春は比較的早く訪れ、葡萄の花は例年より2~3週間早く開花しました。しかし、夏はさほど気温が上がらず、冷涼な気候でした。8月後半から気温は急上昇しましたが9月の中旬に冷涼な気候にもどった為、この段階では、葡萄の熟成はさほど進みませんでした。9月末位から気温が上昇した為、熟成は一気に進み、多少の降雨はありましたが、10月から11月初めに収穫を迎えました。多くのワインメーカーは口を揃えて、ジェットコースターに乗っているような年だったと評しています。
結果として、収穫量は低いですが、葡萄の生育期間が長かった為、豊かなタンニンと輪郭のはっきりした香りを持つ葡萄の育成を促しました。全般に、葡萄の大きさはここ10年で最も小さかったようですが、葡萄ジュースには深い色合いとバランスのとれた酸味が有り、果肉自体は品種の香りがより強く出て、豊かなタンニンを感じさせるものになりました。ヴィンテージとして、近年でも優良な年になったとの評価が大半を占めています。特に、シャルドネとピノ・ノワールは良かったようです。
ナパ・ヴァレーやノース・コーストでは収量が昨年比10~15%減少しており、全体の生産量は約3.2百万トンと例年に比べ若干少な目が予想されています。2005年、2006年と多めの生産量の年が続いたので、需給上は好ましいと受け止められています。
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