2007年ヴィンテージ~世界のワイン産地から① フランス・ボルドー~
- 2008年2月25日 09:10
葡萄の花の咲く4月は暑い日が続き期待を持たせる始まりになりま、したが夏に入ると一転して雨が降り続き、気温も低く、このままでは今年は収穫できないのではという危機感がシャトーの間に拡がりました。9月からは好天に恵まれ、昼夜の温度差も大きく、熟成が進み収穫に至ることができました。秋の好天を生かす為に、収穫期間を延ばしたシャトーが多く平均で1ヶ月近く延長しています。育成期間を通して丁寧な畑作業を惜しまず、過去30年間で最悪となったうどん粉病の被害をいかに防いだか、選果を厳しく行い収量を減らして質の低下を防いだかが重要な要素となりました。全体の生産量は5.9百万ヘクトリットルと前年を若干下回った結果となりました。
赤は全般に酸味が強い仕上がりになりそうで、タンニンを如何にうまく抽出できたかが、大きな分かれ目になりそうです。白はアロマが豊かで一部は2006年を超える出来と言われていますが、極甘口のソーテルヌは出来不出来がシャトーによって大きく違う年になったようです。オフ・ヴィンテージとされる1997年並或いはそれより悪いという人もいますが、ボルドーで4月1日~3日にかけて行われるテースティングでの評価とプリムールの値付けに大きな影響を与えるロバート・パーカー氏のポイント発表を待つことになります。
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