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▼おいしい焼酎講座 第88回~焼酎割りは悪者か否か?!~▼

  • 2014年5月19日 10:31
  • アクシュニュース

つい先日、気象庁から3ヶ月予報が発表され、東太平洋の赤道付近で海面水温が上昇するエルニーニョ現象が発生する見込みから「冷夏・暖冬」の年との予想が発表されました。暑い夏にビールでスカッと!というよりは、少し穏やかな夏になりそうです。

 

 さて、そんな夏にいかに「お酒を呑んでもらうか」が酒類メーカーにとっては死活問題であり、ここ数年定番となった「ハイボール」以外にも、日本酒、ビールの復興、若年層対策としてのビアフェスなどの期間限定イベントも増えお酒の「ジャンル同士の競争」はますます激化してきています。第三次ブームなんていわれていた焼酎はいまや勢いがありません。一過性の盛り上がりは、小さな蔵も多い焼酎業界にとってあまりよろしいカタチではありません。とはいえ「話題性」に事欠く焼酎に、いかに「触れてもらうか」というアプローチが必要です。

 

 そんな事情も踏まえ、今、焼酎は「○○割り」がじわじわひろがってきています。第三次ブーム後に鹿児島で「すっきり飲める」と評判の「緑茶割り」。もともと鹿児島はお茶の生産量で静岡についで2位となっており、新茶のシーズンにはおいしい茶葉がたくさん出回ります。このお茶で焼酎を割ることで「悪酔いするダレヤメ」は控えて、もっと「スマートな焼酎の飲み方」をひろめて行こうというのは、焼酎の継続飲用を確立する意味でも重要といえるでしょう。

 

 また、アサヒビールはRTDReady To Drink:開けてすぐ飲めるお酒)市場の広がりから「アサヒ辛口焼酎ハイボール」を発売しました。アルコール8%と高めで、炭酸も強めになっており、食事の最中などの飲用を踏まえ、甘くない焼酎ベースにした「辛口」は消費者の人気を得られるか、この夏の以降の推移に注目が集まります。

 

 一方、同じ「蒸留酒」のジャンルのライバル「ウイスキー」は、今年話題に事欠きません。ウイスキーの父といわれる竹鶴政孝が今年生誕120周年ということで、期間限定のバーを六本木ヒルズに開設。あわせて、竹鶴政孝と妻リタの生涯が今年後半の朝の連ドラに決まるなど、ウイスキー市場はまだまだ話題に事欠きません。時間という価値は追い抜けませんが、焼酎には焼酎なりの立ち位置と話題があり、「いかに多くの人の飲用体験の場にあるか」が、消費のカギを握ります。

 

 「蒸留酒」は「アルコール度数」が高く、「そのまま」では飲みづらいため「飲みやすく」する工夫が必要です。「水で割る」こともスタンダートなやり方ではありますが、おいしさを損なわない「割り方」を消費者に提示し、まず「手を出してもらうこと」が必要です。その点で「○○割り」という「お酒を飲む入口」をどれほど敷居が低く、提供できるか。門構えは「開かれた」ほうが発展する可能性が高くなります。果たして、今年の冷夏、どのお酒が制するのか?「気温」という環境要因が例年よりマイナスに働く今夏、戦略的なアプローチが消費喚起には必須といえるでしょう。

 

株式会社味香り戦略研究所

ソリューションサービス部長 菅 慎太郎

SSI認定焼酎アドバイザー

鹿児島大学ルネッサンスアカデミー(焼酎学講座)経営管理コース講師

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